自己紹介
近年、今までペットして扱われていた動物が、人生の伴侶といった意味で伴侶動物(コンパニオンアニマル)と呼ばれるようになり、家族の一員として人と同様の扱いを受けるようになってきました。
これに伴い、個々の動物の命がとても重視されるようになってきて、これに付随し、獣医学も急激に進歩し、人の医学と同様の発展を遂げ、さらに一部では医学の進歩に獣医学が貢献している状況も生まれてきています。
この情勢の中、私は学生時代に山口大学附属家畜病院の診療に3年半、参加し、勉強することにより、基礎的診療技術の大半を学びました。卒業後は宇部市にあるアミカペットクリニックにて、さらに深い診療技術ならびに開業医としての技術を学び、一方、地域医療にそくした、ホームドクターとしての診療技術を習得しました。
その後、これらの期間の業績が認められ、大阪府立大学の獣医内科学教室に教員として急きょ採用されることになりました。
教員になってからは、臨床、教育、研究に従事し、臨床面では、大阪府立大学附属家畜病院で、主に開業医では対応できない紹介症例を中心に高度医療に従事し、教育では、学生、大学院生、および研究生の獣医学教育のみならず、大阪府立大学では留学生が多いこともあり、多くの外国人留学生にも獣医臨床学を教えてきました。
さらに、研究では、大阪府立大学附属家畜病院の症例を中心に最新の診断・治療技術の開発に取り組み、これを国内外の学会や国内外の雑誌にて多数発表し、日本のみならず世界レベルで獣医学の進歩に貢献してきました。
これらの業績から、獣医学博士の学位を取得し、さらに米国からの共同研究の招聘を受け、獣医学のトップを行く米国に1年間留学し、日米の共同研究を行う傍ら世界の最先端の技術を学びました。
そして、帰国後すぐに講師に昇進させていただきました。
このように、大学教員としての仕事は非常に順調に進んでいたものの、アミカペットクリニックにて経験したホームドクターとして地域に貢献する獣医療が私の理想の獣医療にもっとも近い形であると思われること、また、大阪と米国で学んだ高度医療を中心とした技術を地元山口で還元し、郷土の発展に貢献したいとの思いから、地元山口での開業を決意しました。
開業後は、“ゆりかごから墓場まで”をモットーに伴侶動物の一生を通じてすべての病気に対応してあげれるように、不眠不休で頑張って診療しております。
院長 宮本 忠
略歴
平成 4年 山口大学獣医学科卒業
平成 4年 アミカペットクリニック勤務
平成 6年 大阪府立大学助手
平成11年 獣医学博士号取得
平成11年 在外研究員として海外出張 (米国農務省ベルツビル研究所)
平成13年 大阪府立大学講師
平成13年 みやもと動物病院開院
平成 4年 アミカペットクリニック勤務
平成 6年 大阪府立大学助手
平成11年 獣医学博士号取得
平成11年 在外研究員として海外出張 (米国農務省ベルツビル研究所)
平成13年 大阪府立大学講師
平成13年 みやもと動物病院開院
業績
これまで多くの病気の動物を助ける傍ら、多数の新しい診断・治療法を開発し、国内外で発表(著書1冊、研究発表80編以上、論文60編以上)。平成11年日本小動物獣医学会地区学会長賞受賞。これまで文部省、厚生省、企業などから多数の研究助成を受けている。
とくに得意な分野
小動物の診療全般(とくに皮膚科、血液科、循環器科、内分泌科)、超音波診断
著書と発表論文、研究助成金など
獣医臨床シリーズ2001年版
著書
獣医臨床シリーズ2001年版、小児科学:子犬と子猫、宮本 忠、馬場栄一郎共訳、学窓社
発表論文
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研究助成金
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